やる気はあるのに、なぜかすぐ飽きてしまう…。
勢いよく始めたものに限って三日坊主になってしまう――そんな悩みを抱えていませんか?
私はADHDと診断されているアラサーワーママ。
SNSやテレビで気になることを見つけると、すぐに挑戦してみたくなります。
フットワークは軽いのに、始めたことを長く続けるのは大の苦手。
副業もライター、メールレディ、メルカリ販売などいろいろ試しましたが、どれも挫折してきました。
小さい頃から
「また飽きたの?」「本当に続かないね〜」
と言われ、「私は物事を続けられない人間なんだ」と思い込むようになっていたのです。
でも…ADHDの“飽きっぽさ”って、ただの短所なのでしょうか?
今回は、ADHDの私が「飽きっぽい性格」を強みに変えるために試している5つのコツをご紹介します!
ADHDの「飽きっぽさ」は、なぜ起こるの?

「どうして私、こんなにすぐ飽きるんだろう…」
小さい頃からずっと自分に対してそう思ってきました。
やる気がないわけじゃないのに、なぜかすぐ別のことに目が向いてしまう。
気づいたら、最初にやっていたことを放り出してる。
この「飽きっぽさ」、実はADHDの特性と深く関係しているんです。
ADHDの脳は「新しい刺激」を求めやすい
ADHDの人の脳では、「ドーパミン」という神経伝達物質の働きが一般的な人よりも弱いと言われています。
ドーパミンは「やる気」「快感」「達成感」と関係する物質で、これがうまく分泌されないと、同じことを繰り返すのが退屈でつらく感じやすくなります。
そのため、ADHDの人は新しいこと・面白そうなことに自然と目が向きがち。
逆に、ルーティンや単調な作業には興味が続きにくいのが特徴です。
(参考:筑西いけだクリニックホームページ)

ADHDにもいろいろなタイプがいるので、一概には言えません。
私は普段は飽きっぽい面があるものの、仕事ではルーティンワークの方が安心します。
ADHDは意志が弱いわけじゃない!
誤解されやすいところですが、ADHDの飽きっぽさは「意志が弱い」「根性がない」わけではありません。
脳の性質として、「刺激がないと集中が続かない」だけなんです。
だから自分を責めなくて大丈夫。
飽きっぽいのは脳がそうできてるからなんです。
飽きてしまう自分を責めないで
私自身、「また三日坊主か…」「なんで続けられないの?」と何度も落ち込んできました。
続けられないことが多く、なかなか成果を出せないことで、「私って何の価値もない人間なのかも…」と落ち込むこともありました。
でもADHDと診断されてから、「これって“飽き性”じゃなくて“特性”なんだ」と思えるようになったんです。
それからは、「挑戦したことがすごい」「フットワークが軽いのが私の良いところ」とポジティブにとらえています。
ADHDと診断された私の副業歴を一挙公開!

「飽き性だと副業もどうせ続かないんでしょ?」と思いますよね。
その通りです。笑
でも、副業を中心に色々なことに挑戦してきました!
今回はADHDの私が今まで挑戦した副業から、数ヶ月で飽きた副業を3つ厳選してご紹介します。
飽き性のADHDには合わなかった副業3選|共通点は「自由度の低さ」
私には合わなかった副業たちをご紹介します。
以下で紹介する副業で成果を上げている方もたくさんいらっしゃると思います。
あくまでも「私には合わなかった」と言う個人的な経験です。
ライター(クラウドワークスなど)
最初は「文章書くのは得意!」と始めてみたものの、クライアントとのやりとりや厳しい納期管理が苦痛で挫折。
本業があるので昼間は作業できないと伝えているのに、「今すぐ返信ください」とか連絡してこないでよ、思ってしまう私…。
クローズなやり取りにだんだん疲れていき、2つ案件をこなしたところで辞めました。
この経験からフリーランスやフルリモートなど、自宅で仕事をするのは向いていないと気が付きました。
メールレディ(メルレ)
「空き時間にサクッと稼げる」と聞いてやってみたけど、昼夜問わずスマホが鳴る生活に限界が…。
相手(おじさん)ごとにキャラクターを使い分けるのも大変でした。
ADHDの私はONとOFFの切り替えが苦手で、四六時中通知に反応する生活がストレスになってしまい2週間で挫折。
メルカリ販売のサポート
メルカリの出品を手伝ってお小遣い稼ぎしていた時期もありましたが、時給換算すると安すぎて心が折れました。
“金の亡者系ADHD”の私には、「頑張ってもこれだけ!?」という報酬感が受け入れられませんでした。笑
1ヶ月間で稼いだのは500円ちょっと。また挫折です。
ADHDの私が何だかんだ続けられたのは、ブログだった

そんな飽き性の私でも、1年以上続けているのがブログ運営。
当ブログ「おとうふ日和」の他に、雑記ブログを1つ運営しています。
ADHDの私がブログを続けられる理由は、自由度の高さと「ゲーム感覚」の楽しさにあると思っています。
ADHDとブログ運営は相性がいい?
ブログって、「飽きたら休めるし、また戻ってもOK」なんですよね。
実際、私も「放置→再開→放置→再開」のループを何度もしてきました。
でもそれでも、ブログはずっと「自分の居場所」として残ってくれているんです。
アイデアがどんどん浮かんで記録しておきたい!という方や、文章を書くのが好きな方にはとってもおすすめです。
おすすめのブログサービスは?
私はエックスサーバー一択です!
エックスサーバーの中の人が運営しているブログがあり、初めてブログを開設する時にはお世話になりました。
初期設定はちょっとドキドキしたけど、公式マニュアルと中の人のブログのおかげで、機械オンチなADHDでもなんとかなりました!笑
ブログで収益を目指すなら、最初からしっかりしたサーバーを選ぶのが◎。
エックスサーバーは動作も安定していて、SEOにも強いといわれているので安心して使っています。
定期的に月額利用料金が安くなるキャンペーンをやっているので、キャンペーン中の契約がおすすめです(こっそり)
飽きっぽいADHDの私が見つけた5つのヒント

「飽きっぽい」「続かない」――ADHDの私は、昔からそんな自分にずっと悩んできました。
何を始めても三日坊主。
やる気がないわけじゃないのに、すぐに気が散って別のことに手を出してしまうんです。
でも最近、「飽きっぽさ=短所」と決めつけなくてもいいんじゃないかと思うようになりました。
やり方を工夫すれば、ADHDの私でも意外と続けられることがあるんです。
ここでは、そんな私が見つけた「飽きっぽさとうまく付き合うための5つのヒント」をご紹介します。
小さなゴールを設定してモチベ管理
ブログを1年以上続けている私ですが、本業があるため疲れてできない日や、やる気が出ない日ももちろんあります。
そんな時は「1日に何かひとつ、ブログに関わる作業をする」と小さなゴールを設定しています。
たとえば…
- スマホでキーワードを調べてみる
- ChatGPTで記事のアイデアを出す
- Canvaでアイキャッチ画像を作る
- スマホからサクッとリライト
- 検索順位をチェックしてニヤニヤする(←あるある)
- 次に書く記事やリライトする記事を考える
このどれかひとつでもできたら「今日もよくやった!」と自分を褒めるようにしています。
完璧を目指すのではなく、「関わったらOK!」のルールにすると、自然とモチベーションを保ちやすくなります。
飽きるのは「休憩している」だけ、やめたわけではない
私のモットーは「止まっても、やめてない」。
昔ハマっていた趣味も、たとえ何年も放置していたとしても「一時中断してるだけ」と考えています。
そしてふとした瞬間に、また再燃するのがADHDあるある。
ブログも同じ。どうしても気が向かない時は無理せず休むようにしています。
ちゃんと休むと、不思議と「またやってみようかな」って思える日がくるんですよね。
やる気がある時に全集中してみる
ADHDの人は、時々「スイッチが入って異常な集中力を発揮する」ことがあります。
これは“過集中(ハイパーフォーカス)”と呼ばれる現象です。
私もよく突然やる気が爆発して、気づいたら何時間もぶっ通しでブログを書いていた…なんてことがあります。
もちろん生活に支障が出ないよう気をつける必要はありますが、過集中のタイミングは“活かしどき”でもあると思っています。
やる気がある時は遠慮せず、一気にやっちゃいましょう!
「私、これを頑張ります!」と宣言してみる
誰かに目標を伝えるだけで、自分の中でスイッチが入ることってありませんか?
私はたまに、夫や子どもに「今月は週に1記事書くのが目標!」と宣言するようにしています。
ちょっとプレッシャーもあるけど、「ちゃんとやってるね」って言われるとやる気が湧くタイプなので、これが意外と効果的。
周りの人の力を借りるのも、継続のコツのひとつです。
いくつか同時進行することで飽きを回避
ADHDの私は、一つのことに集中しすぎると逆に疲れてしまうことがあります。
だから、気分でいくつかのことを並行して進めるのもアリ。
- ブログに飽きたらアイキャッチだけ作る
- 記事を書くのに疲れたら、Pinterest投稿に逃げる
- 新しいブログテーマを妄想する(やるかどうかは別)
もちろん、私のように気力・体力にムラがあるタイプは、やりすぎるとパンクしてしまうので注意が必要です。
でも、「同時進行OK」と自分に許可を出すことで、飽きっぽさが逆にラクになることもあります。
ADHDの「飽きっぽさ」はダメじゃない!フットワークの軽さ、好奇心の強さは強み

飽きっぽいことに悩んでましたが、それは脳の性質であって、意志が弱いわけではありません。
私も何度も三日坊主になりましたが、「飽きてもやめたことにはならない」「工夫すればちょっとは続けられる」と思えるようになってから、だいぶラクになりました。
ブログのように自分のペースでできる趣味や副業もあるし、調子がいいときだけ頑張るのも全然アリです。
大事なのは「続かない自分を責めないこと」。
私たちは好奇心が旺盛で、行動力があって、何度でもやり直せる力があります。
飽きっぽさは、実は“チャレンジ精神”の裏返し。
自分の特性をちょっとずつ理解しながら、「自分に合う形」を探していけたらいいですよね。
▶ ADHDの飽き性でも続けやすい副業が気になる方はこちら
ブログは青天井なので、上手くいけばたくさん稼げるかも!という可能性があるのも楽しみです。
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